2017年10月18日水曜日

ノベルズ不当労働行為事件(道委不第13号)、1回目の調査


(株)ノベルズ組合員、補佐人として労働委員の前で
          堂々と意見をのべる。

■畜産の現場で働く組合員たちは実働10時間や9時間半の長時間労働を少しでも是正するために組合に入り、分会を結成して、いままで5回の団体交渉を会社を相手におこなってきました。しかし、5回目の団交で会社社長の全権を委任されているという名塚専務から「今後は団交のやり方を変えたい」「組合から意見があれば文書をだしてもらって弁護士を通して対応したい」と切り出しました。組合は文書のやりとりで、終わらせようとするのは団体交渉とはいえない。それは不誠実団交であるとして、北海道労働委員会に不当労働行為救済を申立ていました。

■17日、1回目の調査が帯広市内で行われました。分会から5人が補佐人として出席しました。それぞれ労働委員からの質問に具体的にテキパキと答え、長時間労働の実態や賃金問題、職場環境の問題点など訴えました。労働委員からは労使双方に対し、次回の調査までに必要な交渉をおこなったうえで、労働委員会としての方向を見極めたいとのことで、この日の調査は終わりました。2回目の調査は12月7日です。