2018年1月25日木曜日

(株)ノベルズ、延與代表取締役、名塚専務理事、理由もなく団体交渉に出席せず。

不誠実団交、やる気なし、全ての課題は先送り、
 不当労働行為は明らか 労働者紹介したら30万円!?

〇22日の団体交渉は会社側の代理人と千田取締役(2017年着任)と細野法務(2017年着任)の三人に対して組合側は分会組合員4人含む9人が出席しました。22日の団体交渉に延與代表取締役と名塚専務理事の出席を組合が一貫して要求していましたが、理由を示さないまま、欠席し、代理人と二人の新米担当者に丸投げしている状態で行われました。

〇丸投げしたところで、組合が要求している問題はほとんど代理人作成文書と思われる回答書で、なにもかもほとんど一方的に拒否しています。ふたりの会社側の担当者はいわば新米で会社の実情や労働者の実態はほとんど把握していません。延與代表を支える立場にありながらそれは名ばかりと言わざるを得ません。千田取締役は「社長から全権を委任されている」といいながら組合員から即答を求められても「検討します」と細い声で言うだけの「全権」です。

〇なかでも名塚専務は組合との団体交渉に最初から関わっていながら、今は雲隠れ状態です。都合が悪くなればそれぞれ担当者を雲隠れさせ、担当を外す。問題解決する気はなく、避けていると同じです。赤穂浪士討ち入りの際の敵、「吉良上野介」を思い浮かびます。名塚専務らの位置づけは、延與代表の指示であることは明らかです。

〇団体交渉に出席した組合員は「会社は、労働者ひとり紹介したら30万円の謝礼を出すと聞いている。労働組合員の不利益変更を認めず、正社員を希望していても、それを問答無用に拒否しておきながら労働者を紹介したら30万円とは違法ではないのか。労働組合員を差別している」と怒りを爆発しています。

〇組合とノベルズは現在不当労働行為救済で係争中です。現在まで2回の調査を行っていますが、会社代理人が、延與代表の意向を汲んで、団体交渉の場での組合に対する二枚舌戦術は時間稼ぎとしか思えません。延與代表個人の夢の事業展開を実現するには現場労働者の確保が第1ですが、労働組合との交渉に対峙せず軽視して、長時間労働と低賃金で労働者をしばり、退職者があとをたたないノベルズの現状を変えない限り、延與代表の事業計画は不透明だということは誰でもがわかることです。